MISC

misc. / mis·cel·la·ne·ous [mìsəléiniəs]
【1】種々雑多の(要素から成る), 寄せ集めの
【2】〈人が〉種々の主題[問題]を扱う,〈議論などが〉多岐にわたる,多面的な(many-sided)
[ランダムハウス英和大辞典より]


マーケティング・コミュニケションのワークシート

マーケティング・コミュニケーションに取り組む人のために、ワークシートを作ってみた。 フリーハンドで考えるよりも、ずっと論理的で深みのあるプランが生み出せるはずだ。Read More 


リキッド消費に対応したマーケティング戦略

リキッド消費に対応したマーケティング戦略(特にブランド・レベルの戦略)について検討していく。 はじめに「リキッド消費環境における消費者行動」について整理し、続いてそこから導かれる「マーケターの課題」について検討する。そしてこれら基づき2つの基本戦略、すなわち「裾野を広げる」戦略と「生活の中に溶け込む」戦略を提示する。Read More 


事例分析:無印良品の不思議

無印良品というブランドは不思議である。「ファン」が多いような印象を抱くが、実際はそうでもない。無印良品の顧客に対してブランド・リレーションシップを測定してみると、その平均値は必ずしも高くないのである。こうした特徴を持つ無印良品のマーケティング活動を分析してみると、そこにはリキッド消費に対応したマーケティング戦略の1つである「裾野を広げる」戦略をみることができる。その一方で、リアル・プラットフォームともいえる空間をつくることで、「生活の中に溶け込む」戦略を実現しているようにもみえる。 Read More 


長く、楽しく、研究を続けるコツ

世の中には数多くの研究者がいる。素晴らしい研究者がたくさんいる。そんな人たちと比べて、私はとても小さな存在だと思う。しかし幸いなことに、楽しく研究を続けられている。そこでここでは若手研究者の方のために、長く、楽しく、研究を続けるコツ(らしきもの)を書いてみる。私はマーケティング領域の研究者だが、経営学以外の研究者にもある程度あてはまるのではないかと思う。 Read More 


普通の人の大切さ

もう1年ほど前になるが、2020年の前半に、対照的な2つのニュースがあった。「マクドナルド」の好調を伝えるニュースと、「大戸屋」の不振を伝えるニュースである。マクドナルドは大幅に利益を増やし、大戸屋は赤字となった。もちろん、マクドナルドと大戸屋の業績の理由を1つの要因に集約して解釈するのは愚かであろう。企業の業績には、複数の要因が複雑に影響を及ぼし合っている。しかし私は、マクドナルドが「大多数の顧客の本音」を意識したのに対して、大戸屋にはそれが欠けていたのでないかと考えている。 Read More 


リキッド消費を測定する

リキッド消費は、消費の流動化という現代消費の特徴を捉えるのに非常に有益な概念だが、ある大きな問題点を抱えている。それは、測定尺度が存在しないことである。 Read More